2010TOR

赤 ウララ 青 プロント
ほぼ同じコースだと思います。GPSデータからウララのランが速いことが分かりました。


<トリマーのレースレポート>

スタートは上3段目くらいから、ほぼジャスト。すぐ上にパルティーダに入られ、しばらく並走していたが、パルティーダがタコツボに引っ掛け、急失速。そのおかげでフリーに。
 事前に風の振れのパターンを読み、左に振れきったらタックと決めていた。
予測通り振れきったのでポートにタック。その時点で、全艇の前を切る。やや上にいたSHARK Xもあわせて下受けタック。御大の乗るアンディアーモはそのまま延ばす。マークに対し10°手前でスタボーにタック。ここでも予測通り右に振り続け、そのままジャストで上りきりオーバーセール無く1上をトップ回航。かなりスタボーロングとなっていたため、当然ジャイブセット。

下りは、ビッグスピンの威力を発揮し、後続をじりじりと突き放す。楽しい光景だったので、皆が写真を取り始める。(そのときの写真がブログに掲載いただいているものです、)2上、2下も後続をじりじり突き放しながら、ノーミスでトップ回航。2下で、皆が勝ちを意識し始めた頃、バウの
Aが突然「リコールってこともあり得るかも。」と皆の不安を煽る。フィニッシュまで気の許せない緊張状況の中、皆の不安が募る。本部艇を横切った瞬間、「プォーン」と鳴った。皆が雄叫びとガッツポーズ!

こんな感じで、終始?余裕の雰囲気でのレースでした。1上のシフトをバッチリ掴んだことも大きかったですが、それ以上にシモツカレ重量コンビの超フルハイクにつきます。お陰で、角度、艇速ともに他艇とは次元が違いました。10~14ノットの風でしたが、ランナーは使っていません。ヒールし始めた瞬間に、「せーの」で、皆一斉にフルハイクすることで、ググっと起き上がります。その度に、1段、2段と他艇よりもクイクイ上っていきました。今回の最大の収穫です。今までハイクを舐めていました・・。次回のレースからは、掛け声とともにフルハイクができるようにしたいですね。